【AFCアジアカップ2019】ベスト４まで出揃い日本は本日イランと対戦！

ベスト4まで勝ち進んだ４国！

　ベスト4まで勝ち進んだのは日本、イランとカタール、UAEの４ヶ国となった。イランはFIFAランキング2９位のアジア最強国、UAEは元日本代表監督であり未だアジアカップ無敗のザッケローニ氏が監督を務め、カタールは日本が苦戦したサウジアラビアをグループリーグで2-0で破っており、ベスト８では韓国を1-0で破るなど勢いがある。日本は決勝に進むために本大会最大の壁であるアジア最強国イランに挑むこととなった。日本vsイランは2019年1月28日23時にキックオフ。カタールvsUAEは2019年1月29日23時にキックオフとなっている。

対戦相手であるイランの恐ろしい実績

　イランはFIFAランキング２９位でアジアのレベルからは逸脱しており、アジアの国々との公式戦において39戦無敗という驚異の記録で今も勝ち続けている。
　イランの代表監督は1996年にアーセン・ヴェンゲル氏の後任として名古屋グランパスを率いていたポルトガル人のカルロス・ケイロス氏であり、日本のサッカーをよく知る人物だ。彼の戦術は守備を強固にし、攻めでは素早く前線にボールを供給しゴールを狙うというもので、日本のポゼッション重視のサッカーとは違いシンプルにゴールのみを狙う。この戦術が見事にイランの選手たちのポテンシャルを引き出し、今大会ここまで5試合を12得点・無失点と結果を出すのに至っている。日本戦を前にしたインタビューでも「日本を守備的とは思わない」と答えており、日本の今日までのアジアカップでの戦いぶりをよく観察している監督である事が分かる。イランの守備は強固であり、日本の今日までの連携が取れていない攻撃ではイランの守備を破れる可能性は低く、守備においても甘い寄せが目立つのでかなり気を引き締めて挑まなければ勝てる相手ではない。森保監督もチャレンジ人事ではなく、今の日本が誇るベストメンバーで挑まなければ後悔する事になりそうだ。