サッカー

アジアのサッカー世界一を懸けたAFCアジアカップ2019の決勝トーナメントが始まる!

 AFCアジアカップとは簡単に言ってしまえば、4年に一度開催されるアジアのNo.1を決める大会のことだ。日本はアジアカップで4回の優勝経験がある優勝最多国となる。しかし、前回2015年にオーストラリアで行われた際には準々決勝でUAE(アラブ首長国連邦)に1-1の末にPKで敗北し、ベスト8という結果に終わってしまった。今回は前大会の雪辱を晴らし、王者奪還を懸けた大会となるが、本大会ではどのような戦いをするのか楽しみだ。

決勝トーナメントの組分けが決定!

 グループFを1位通過した日本の相手はグループEを2位で通過したサウジアラビアに決定した。また順当に勝ち進んでいくとFIFAランキング20位のイランと準決勝で当たる可能性が高く、日本にとっては決勝までの道のりは消して軽くはない。反対側の組を見てみると韓国、サウジアラビア、UAEなどの国がありこちらも激戦が繰り広げられそうだ。
  日本対サウジアラビアの対戦日は2019年1月21日(月)の19:50からTV朝日にて放送される。

日本対サウジアラビの過去の戦績は?

 日本(FIFA50位)とサウジアラビア(FIFA69位)は過去の戦績だと8勝1分4敗と日本が優勢となっている。しかし、直近の2017年9月5日にW杯の予選で敗北している。つまりは最近の1試合で負けている相手であり、楽勝ムードを出していい相手ではないことが分かる。

サウジアラビア戦は「ファハド・アル=ムワッラド 」に要注意!

 サウジアラビアは個々の身体能力が高く、フアン・アントニオ・ピッツィ監督の元で攻撃的なスタイルで本大会に望んでいる。グループリーグ3試合において北朝鮮、レバノンに快勝し、その2試合において得点を決めたのが、19番FWのファハド・アル=ムワッラド選手です。彼はシュートチャンスと感じれば、厳しい状況でもとにかく貪欲にゴールを狙ってくるため、日本戦においても決定機を生み出すかもしれない。

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2戦目はヨルダン?

 初戦のサウジアラビアに日本が勝ったとして次に当たる可能性が高い国はおそらくヨルダンになるだろう。ヨルダンVSベトナムだが過去戦績では0勝3分0敗と両者の実力が拮抗しているようだ。だが本大会ではヨルダンはオーストラリアのいるグループBを1位通過で来ていることから、ベトナムに勝つ可能性が非常に高く、日本が順当に勝ち進んだ場合二回戦の相手はヨルダンになるだろう。
 仮にヨルダンと戦うことになったとして、日本はヨルダン(FIFA109位)に対して2勝3分1敗と言う戦績だが、FIFAランキング差やグループリーグにてウズベキスタン戦にて、先発10人を入替えて勝利した日本の選手層の厚さであれば倒す可能性は高いと言える。

1月21日 追記

 1月20日に行われたヨルダン対ベトナムは1-1の引分けからPK戦へともつれ込み、ベトナムGKのファインセーブで2-4と言う結果を出し、なんとベトナムが初のベスト8に進む快挙を果たした。ベトナム代表は朴恒緖監督になってから躍進しており、侮れない相手のようだ。