映画

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』2019年の夏に公開予定

 2019年1月15日にMarvel StudioとSonyPicturesからトム・ホランド主演のスパイダーマン/ホームカミングの正式な続編『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年夏に公開予定だと発表された。本作は前作から2年経過し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』後の時間軸で描かれる。MCU作品を見ている人には今回の発表はある意味では衝撃的だったが、当ブログではネタバレ防止の為深くは触れないでおこう。

あらすじ

 夏休みにピーター・パーカーは友達とヨーロッパ旅行に出かけるが、旅行を楽しんでいると突然ニック・フューリーが現れピーター・パーカーに強引に協力要請する。スパイダーマンは大陸で暴れまわる自然現象の様なヴィラン達と戦うことに…

タイトルに隠された意味

 前作スパイダーマンのタイトルであった「ホームカミング」。実はホームカミングというタイトルには、アメリカの高校・大学の卒業イベントである「ホームカミング」と、ソニーが映画化権利を所有していたスパイダーマンがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に帰ってくるという2つの意味合いで付けられたタイトルだった。

 今作でもマーベルスタジオの社長であるケヴィン氏は意味のあるタイトルを付けているのではないかと噂になっており、Far From Homeは「家から遠く離れ」と言う意味を持ち、ニューヨークを離れると言う意味を持っている。

 実は3部作だけMCUで使えると言う契約をSonyとしているため、本作でMCUでスパイダーマンを見るのは最後というメッセージなのかもしれない。

今度の強敵は「エレメンタルズ」

 地を操る「マグナム」、水を操る「ハイドロン」、 炎を操る「ヘルファイア」 の姿がトレーラーで確認できるが。トレーラーに写ってはいないが、風を操る魔女「ゼファー」の4人一組のエレメンタルズというヴィランが登場する。彼らの様な自然の力を使う強力なヴィランを相手にスパイダーマンがどうやって戦うのか見ごたえがありそうだ。また、CG映像によるド派手な戦闘シーンがある本作はぜひ劇場のIMAXで視聴したい作品だ。

ミステリオが仲間!?

 トレーラーに出ていた緑のガスを出し、手から魔法陣の様な物を出し攻撃していたキャラクターはミステリオと言う名前で原作スパイダーマンでは知られおり、トレーラーを見るとエレメンタルズのハイドロンと戦っていて、スパイダーマンの味方として登場しそうだ。

 実は原作で初登場した際にミステリオはスパイダーマンを悪者と勘違いして、倒すことにより自分がヒーローになろうと計画する。しかし、スパイダーマンが悪事を働かないため、ミステリオがスパイダーマンが悪事をしたと捏造し、スパイダーマンを陥れて無理やりヒーローになろうとする。結局はスパイダーマンに全てを明らかにされ退治されるという逆恨み系ヴィランだったため、映画ではどの様な立ち位置になるのか興味深いキャラクターだ