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最強の殺し屋が世界を敵に回す『ジョン・ウィック:パラベラム』が10月4日に公開

 主演キアヌ・リーブスのスタイリッシュアクションで注目を集めた話題のヒット作品『ジョン・ウィック』シリーズの3作目にあたる『ジョン・ウィック:パラベラム』がアメリカより5ヶ月遅れて、ついに日本でも10月4日(金)に公開予定だ。シリーズを追うごとに愛ゆえに追い込まれて行く殺し屋ジョン・ウィックは世界を敵に回し生き延びることができるのか注目だ。

ジョン・ウィックを振り返る

1作目 ジョン・ウィック

 裏社会に名を轟かせる伝説の殺し屋ジョン・ウィック。彼は愛を知り、表の世界へ足を洗う条件として、ロシアンマフィアのタラソフ一家のボスであるヴィゴから大仕事を引き受け、仕事を達成することにより平穏な日々を手に入れた。

 穏やかな表世界の生活を最愛の妻ヘレンと共に過ごしていたが、不幸なことに妻が病に蝕まれ亡くなってしまう。悲しみに暮れるジョン・ウィックは愛車フォード・マスタングを走らせることを慰みに過ごしていると、ある日メッセージと共に子犬が届く。それは妻が亡くなる前に夫が愛を失わないように準備した最後の贈り物だった。

 しかし、愛車を奪いに来たヨセフと言う男に寝込みを襲われ、子犬は殺され愛車まで奪われてしまうのだった。このヨセフという男はタラソフ一家であるヴィゴの実の息子であり、無知ゆえにジョン・ウィックに手を出してしまったのだ。

 ジョン・ウィックは妻の最後の贈り物であった子犬を殺されたことにより、彼への復讐を決意する。一方で息子が一番手を出してはいけない男に手を出してしまった事実を知ったヴィゴは、裏社会を支配する12議席の主席連合の一人としての面子と息子を守るためジョン・ウィックを殺すことに。

 最終的には伝説の通りの圧倒的な強さと執念で満身創痍になりながらも、巨大なロシアンマフィアを率いるヴィゴを殺し復讐を果たした。帰路につく最中に肝の据わった犬を見つけ平穏な日々に戻るのであった。

2作目 ジョン・ウィック:チャプター2

 復讐を果たし平穏な日々を再び過ごすジョン・ウィックの元に、表社会に戻るのに協力した主席連合に属するイタリアンマフィアのサンティーノが姉殺しの依頼をジョン・ウィックに頼みに現れる。

 過去の約束を踏みにじり、頼みを断ったジョン・ウィックに激怒したサンティーノは、帰り際にジョン・ウィックの愛する妻との思い出が詰まった大切な家をグレネードランチャーで破壊してしまうのであった。

 ジョン・ウィックは激高して復讐を決意するが、裏社会での絶対の約束である血の誓印をサンティーノと過去に交わしているため、彼との誓印の義務を果たさず殺すことは、裏社会のルールに反する問題があった。NYのコンチネンタルの支配人で友人でもあるウィンストンから、復讐したいなら誓印の義務を果たしたあとだと諭され、サンティーノの依頼を受けることに。

 その後、依頼通りにイタリアンマフィアのボスとなったサンティーノの姉ジアナを殺害して依頼を達成する。 誓印の義務を果たしたので、サンティーノを殺害しに行く予定のジョン・ウィックだったが、狡猾なサンティーノは先手をうち、ジョン・ウィックに7億円の懸賞金をかけ、世界中の殺し屋にジョン・ウィックの殺害を促した。

 サンティーノの元にたどり着くまでに、移動する先々で殺し屋に命を狙われるジョン・ウィックであったが、全てを倒しサンティーノをついに追い詰める。しかし、サンティーノのは裏社会の聖域であるNYのコンチネンタルに逃げ込み、ジョン・ウィックにここにいる限りお前は俺を殺せないと挑発するが、静かに切れるジョン・ウィックにコンチネンタル内で殺害されるのであった。

 ルールを破ったジョン・ウィックは裏社会から命を狙われることになるのだった…

主席連合を敵に回し逃げるジョン・ウィック

 チャプター2の最後では、コンチネンタルからジョン・ウィックの登録が抹消され、懸賞金がかけられて裏社会を敵に回したという場面で終了した。今回のトレーラーでは、夜のNYを愛犬とともに走り回るジョン・ウィックの姿が確認できが、彼の目的地はいったい。

裏社会の秩序の番人 裁定人

 主席連合が取り仕切る裏社会の秩序の番人である裁定人がトレーラーでNYの情報王キングが「あいつは手強いぞ」と裁定人に告げるシーンがあった。どうやらキングをつてにジョン・ウィックを探しているようだ。更に気になるのは彼女が議決の結果かは不明だが、コンチネンタルを聖域解除する権限を持っているようだ。

ジョン・ウィックにも共に戦う仲間が

ジョンの育ての親 ディレクター

 ロシアンコミニティを取り仕切るディレクターという女性はジョン・ウィックの育ての親であり、今作では主席連合を敵に回したジョンの味方として活躍するようだ。

元殺し屋の支配人 ソフィア

 コンチネンタルのモロッコ支部の支配人であるソフィアはジョンと血の誓印を結んでおり、支配人でありながらジョン・ウィックに協力してくれるようだ。ジョンとどのような過去があり誓印を結んでいるのかも気になるところだ・

コンチネンタルNY支部のウィンストンとシャロン

 過去シリーズではジョン・ウィックの友としての発言が多かったウィンストン。チャプター2の最後ではコンチネンタル内でサンティーノを殺害したジョン・ウィックに対して本当に残念だと、組織を敵に回したジョンに対して呆れている発言というよりも、友としてジョンの先行きを心配をしているような感じであったが、今回はコンチネンタルが聖域解除されることと関係があってのことか、コンシェルジュであるシャロンと共にジョンの味方をするようだ。

最強の暗殺者 ゼロ

 裁定人によって送り込まれる最強の暗殺者と呼ばれるゼロ。トレーラーではジョン・ウィックと死闘を繰り広げている姿が確認できる。果たして伝説の殺し屋とどちらが強いのか、ジョンとの激しくもスタイリッシュなアクションに期待が持てる。

公式HPで相関図を確認!

 ジョン・ウィックでは多くの組織が出てくるので、混乱しないように公式で公開されている相関図で予習してから映画を見ればストーリーも頭に入りやすいはず。