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戦略が変わる!「信長の野望・大志 with パワーアップキット」2月14日に発売。


 コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」のパワーアップキットがPS4/XBOX ONE/Nintendo Switch/PCにて2019年2月14日に発売する。

 信長の野望・大志といえば前作の創造から引継ぐところは引き継ぎ、より視覚的に分かりやすくなり、内政を簡略化し戦略面を重視した作品となっている。今回のパワーアップキットでは更に戦略面を重視した作りになっているので確認していこう。

決戦がパワーアップ!

 パワーアップキットでは決戦に関して大きく変わった点がある。大志でフェイズ制だった決戦がリアルタイム制に切り替えられるようになったことだ。それに合わせて「作戦」、「戦法」も任意のタイミングで発動可能になるため、より采配により戦況を変えられるようになった。

軍施設

 決戦前の軍議にて軍議力を消費することにより「軍施設」や「」を設置することが可能になった。ただし、施設や罠によっては地形条件によって設置できないものもあるようだ。
 軍施設には相手の移動を妨害する「柵」や、範囲内の敵部隊を攻撃しm味方部隊の四季回復速度を上昇させる「砦」など数種類の軍施設が存在する。

 罠には平地のみで使え、敵を攻撃不可状態にし、移動速度を低下させる「沼罠」や、川のみで使え、敵の兵数と移動速度を低下させる「鉄砲水」など地形の特徴を活かしたものが数種類存在する。

戦法

 戦法は種類が増えて、武将の個性をより際だたせるために、従来のものにも大幅な見直しを実施したようだ。本多忠勝の戦法は自身の攻撃力・防御力を大幅上昇させ、奇襲を回避する「東国無双」、毛利元就の戦法は前方範囲内の敵が同士討ちするようになり、防御力を低下させる「謀神奇略」といったように有名武将には個性に合わせた強力な戦法を持つ。

補佐効果

 新たな要素として、副将として部隊に参加すると「補佐効果」が現れるようになった。効果には、罠の回避や戦力ゲージ消費量の減少などがあるようだ。

攻城戦が追加!

 今作でもいよいよ「攻城戦」が追加され、よりリアルな合戦が可能になった。攻城戦を行う際には、攻め手を配置し、どの様に攻めるか攻撃方針を決めることができる。攻撃・強攻であれば曲輪の耐久力を減らしつつ天守を目指す流れになり、包囲であれば相手の兵糧が無くなるまで取り囲む流れになる。

 条件付きではあるが、命令コマンドより、「交渉」を初め、「水攻め」、「土竜攻め」などの特殊戦術が使えるようになっている。

 各曲輪には、「参戦上限」、「耐久力」、「攻略難度」があり、曲輪の耐久を0にすると籠城部隊が後退する。また、リアルティを追求したのか、参戦上限が決められているため、5000の大軍で攻め込んでも、参戦上限までの兵でしか攻撃できないため与えるダメージは限られてしまう。山城であれば攻略難度が高く、参戦上限が低いので難攻不落の要所になることは間違いない。

政略がパワーアップ!

 パワーアップキットで新たに追加された「大命」、「調略」、「交渉・外交」を確認しよう!

大命

 「大命」は評定で獲得できる施策力を用いて任意のタイミングで発動できる新コマンド。効果は自軍から敵軍と様々な効果を及ぼすものがある。一定の大名には専用の大命があり、例えば武田信玄・勝頼であれば「風林火山」と言ったように独自性がある。

調略

 敵勢力に工作コマンドを実行することにより、密使を送り込むことにより忠誠度が低い武将に接触し交渉を始める。密約ができる武将が発見されると交渉が可能になる。密約武将とは「城主確約」、「家宝」、「金銭」などの条件を提示し、情報を流してもらい、自勢力の施策力アップや、寝返りを指示することが可能になる。

交渉・外交

 攻城戦の勝利条件として「城主交渉」を行うことで決着する方法があり、「全面降伏」、「城主投降」、「任意投降」、「全面開放」と選択肢がある。交渉を持ちかけ成功すれば兵の損害を抑えて落城させることができる。

 国の勢力が一定の規模に達すると、周囲の勢力が強力して打倒を目指す「包囲網」を結成することができる。自軍勢力が大きくなったからと言って周辺との外交を疎かにすると全員から同時に攻撃を仕掛けられるなどそういった自体に陥ってしまうため、外交の大切さを味わうことができる。

公式PV

Illustration:日田慶治 ©コーエーテクモゲームス All rights reserved.