2018年のPS4ゲームランキング TOP10

　全世界で圧倒的人気と評価を得た通称RDR2。前作より過去を描いた作品ということもあり、前作を未プレイでも楽しめるのも嬉しいポイントだ。ボリュームがある壮大なシナリオも魅力的だが、このゲーム最大の魅力はなんといっても広大なオープンワールドの特徴を活かしたシステム周りにある。狩猟・採取・強盗・恐喝・etc...まさにこのウェスタン世界を生きる一人の人間としてあらゆる行動をすることができる。自由度がそのままゲームへの没入感に繋がっているため、メタスコア97点という高評価に繋がっている。是非一度はプレイしたい2018年を代表するゲームだ。

　2018年のゲームオブザイヤーに選ばれた、GoWシリーズ最新作。GoW１～３でギリシャの神々への復讐を遂げた主人公クレイトスが今度は北欧の神々と戦う。スパルタ人がヴァイキングの世界で暴れると考えるとシュールな作品だが、映画やドラマのような没入感を味わうことの出来る映像や壮大なシナリオ、進化したアクションは世界中で圧倒的な評価を得た。ナンバリングが新しくなり、過去シリーズ未プレイでもクレイトスの新たな物語の始まりのためしっかりと楽しめる内容になっている。廉価版が発売され4000千円以下の価格で楽しめるということも有り手頃になっているの魅力的。

　PS2版から完全リメイクとして蘇ったワンダと巨像は「主人公のワンダが失われた少女の魂を取戻すために、封印の地にいる16体の巨像を倒す」という単純明快なシナリオになっており、ゲームではシナリオは多くは語られず想像の余地を持たせる作りになっている。何よりも巨像との戦いに重点を置き、巨像との戦いでは倒すために弱点を探りながら攻略していくのが特徴だ。
　オープンワールドではあるが、あまり寄り道などを考えた作りにはなっておらず、巨像との戦いに専念できるように一本道に近い作りになっている。哀愁が漂い、儚さを感じる本作はICOや人喰いの大鷲トリコをプレイしたことのある人に特にオススメしたい作品だ。

　日本ではもはや説明不要の超人気作モンスターハンターが遂にPS4にて圧倒的グラフィックになり2018年に登場し、世界出荷本数は1200万本というシリーズ最高のヒット作となった。ゲームとしては、モンスターを狩り、装備を整え強力なモンスターを狩るといった分かりやすいシステムになっている。一見単純に思えるシステムだが、はまり込んでしまうほど面白くプレイ時間が1000時間を超えるプレイヤーも珍しくない。
　数種類の武器による多様なアクションであったり、様々な個性をもったモンスター達が住む独特の生態系など魅力に溢れた素晴らしいゲームになっている。何よりも4人で協力してモンスターと戦えるため、友人や野良プレイヤー達とプレイするととにかく盛り上がる最高のゲームでもある。発売から1年だが未だに多くのプレイヤーがプレイしており、クイックプレイの様な形で他人のクエストに救援に行けるため従来のMHに比べるとお手軽なのも魅力的だ。

　おいおい、テトリスかよ。って思いませんでしたか？確かにゲーム性については完全にただのテトリスではありますが、30以上のステージとEffect Modesにより、｢クラシック｣｢リラックス｣｢フォーカス｣｢アドベンチャー｣などユーザーに合わせた遊び型でき、シンプル故に時間を忘れて没頭してしまう元祖パズルゲームです。特筆すべきはタイトルにもなっているエフェクトの表現力です。ゆっくりとブロックを落としプレイしていると視覚効果とマッチして爽快感があり、高速落下でプレイするとテトリスハイ優位にプレイすることができるというのも魅力の一つになっています。本作はVRプレイを推奨しており、VRでこそゲームの真価が発揮されるというのも面白いポイントになっており、価格が3600円と安価なのも魅力になっています。

　Steamでは2016年に発売され多くのユーザーから高評価を得たOwlBoyがPS4で2018年に登場した。ドットで作られた色鮮やかなグラフィックは、どこかレトロ感すらあるが、その表現力には舌を巻くものがある。昔ながらの探索型2Dアクションゲームではあるが、トレーラーを見ての通りアクション性が高く大変楽しめるゲームになっている。値段も2700円と安価でDL販売のみとなっており、２Dアクション好きならプレイして損はしない作品。

 カプコンの代表作の一つであるストリートファイターの家庭用版の最新作に当たる作品。過去の６作品を追体験できる「アーケードモード」、全キャタクターに「VトリガーII」が実装、UIデザインや演出が大幅にリニューアルされ近年話題のeスポーツ大会の様な演出、追加キャラクター１２人が追加された。格闘ゲームとしての完成度、ユーザー数など完成度の高い作品となっている。

　大人気漫画・アニメ「ドラゴンボール」を原作そのまま格闘ゲームにした作品。アニメのような2D表現とポリゴンモデルの３D表現を組み合わせ作り出される2.5D表現により見事にドラゴンボールのキャラクターを再現している。もちろんグラフィックだけではなく、演出や音楽、格闘ゲームとしてのバランスなども高いレベルに仕上がっている。ドラゴンボール超までのキャラクターがいるため、普段格闘ゲームに興味のないドラゴンボールファンでも十分に楽しめる作品だ。

　マーベルの大人気ヒーロー・スパイダーマンをGTAシリーズの様なオープンワールドで操作できるアクションアドベンチャーゲーム。ストーリーは既存のスパイダーマンとは異なり、完全にゲームオリジナルになっているため、新鮮な気持ちでプレーできる。またオープンワールド最大の欠点でもある移動の面倒くささが本作では無いという稀有な作品になっている。それというのも、スパイダーマンの特徴である蜘蛛の糸による高速移動がスピーディかつ簡単に行えるからだ。むしろ戦闘だけではなく移動も楽しいという素晴らしい作品に仕上がっている。多彩なスーツやガジェットを使い戦ったり、サブミッションも充実していてスパイダーマンの魅力が全開な本作は筆者としては昨年で1,2を争う神ゲーでした。

　2018年シーズンのチーム、ドライバー、マシンからレギュレーションの変更まで全て収録しており、「キャリアモード」により、現実のF1ドライバーのようにメディア対応などで深く追体験することができる。その他にもマシン開発、アップグレードなどにより細かな調整ができるため、自分好みの走りを実現させることが可能になった。もちろん、レースゲームとしてグラフィックも最高の仕上がりになっており、オンライン対戦で白熱した勝負を味わうことが出来ます。何よりも、通常のコントローラーではなくハンドル型コントローラーなどでプレイすることにより、より臨場感を味わうことが出来るのでオススメします。