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シリーズ1作目『トランスフォーマー』以前を描く、はじまりの物語『バンブルビー』は3月22日に公開予定

 2007年に公開された人気映画シリーズ1作目『トランスフォーマー』から20年前となる1987年のカリフォルニアが舞台となっており、1作目の主人公サムとバンブルビーが出会うよりも以前の話となっている。バンブルビーが何故地球に来たのかが描かれる『バンブルビー』は3月22日に公開予定。

あらすじ

父親を亡くした哀しみから立ち直れない思春期の少女チャーリーは、18才の誕生日に、海沿いの小さな町の廃品置き場で、廃車寸前の黄色い車を見つける。自宅に乗って帰ったところ、その車が突如、変形《トランスフォーム》してしまう。驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色の生命体。お互いに危害を加えないことを理解した瞬間、似たもの同士のふたりは急速に距離を縮める。チャーリーは記憶と声を失い“何か”に怯える黄色の生命体に「バンブルビー(黄色い蜂)」と名前をつけて、かくまうことに決める。ボロボロに傷ついたバンブルビーと、心に傷を抱えたチャーリー。思いがけない友情が芽生えるのだが、しかし、予測不能の事態に巻き込まれていくのだった-

公式HPより

バンブルビーと少女の友情と絆を描く物語

 過去作を通してトランスフォーマーの中でも人間との絆が特別深いバンブルビーですが、その理由については触れられることはありませんでした。今作ではそんな彼が一人の少女と出逢い、心の交流を深めていくことから始まります。

 監督であるラヴィス・ナイト氏は「見どころはビーが話し方を見つける過程だ」と語っており、本作はもちろんアクション映画ではあるのですが、ナイト監督が重要視しているのはあくまで他者との関係性であり、アクションは関係性を深める大切な要素であることが大事だと述べています。

バンブルビーが地球に来た目的

 トレーラーの中にもあるようにバンブルビーが所属するオートボットと呼ばれる組織のリーダー、オプティマス・プライム(コンボイ)から「地球を守れ」と命じられていることから、敵であるディセプティコンが地球を狙っていて、それを阻止するために地球にいる可能性があります。

 また、過去の映画『トランスフォーマー』では、ディセプティコンが地球を狙う理由は、トランスフォーマーが生きるために必要なエネルギー源”オールスパーク”が地球にあるなど、地球に彼らにとっての重要な資源等が集中しているという理由だった。
 
 しかし、事前情報によると、トランスフォーマーの母星であるサイバトロン星で戦争が起きていて、バンブルビーはその争いの最中に地球に脱出して辿りついた様なので、そもそもの今作のディセプティコンの狙いはバンブルビーなのか資源かは映画で確認するしかなさそうです。

人類も味方ではない?

 バンブルビーは地球を守るために行動するようですが、だからといって人類がビーの味方というわけでもなさそうです。それというのも、ビーを探すディセプティコンのシャッターとドロップキックが米国政府機関”セクター7”に 「この犯罪者を見つけて引き渡せ…」と脅しの意味を込めて要求し、セクター7はビーを捕まえるためディセプティコンに協力するからです。

かっこいいバンブルビーが見れる!

 種族は違えど少女と心を通わせ友情と絆を築く優しいバンブルビー、人類に攻撃されても反撃せず傷つけないようにしていたが、矛先が少女に向くと守るために戦う決意をするという熱くかっこいいシチュエーションもトレーラーで確認することができます。

冒頭シーンはファン必見!

 冒頭シーンではジェネレーション1のデザインを完璧に再現することに成功しており、懐かしいデザインのサウンドウェーブ達が戦う姿が確認できている。最新の映像で蘇るトランスフォーマーの世界観はまさにファン必見の出来になっている。

過去作は知らないとだめ?

 今作は従来シリーズよりも前の物語ということもあるので、過去作を知らなくても十分楽しめる作品になっているようです。何よりも、監督がマイケル・ベイ氏からトラヴィス・ナイト氏に変わり、作風もトランスフォーマー重視と言うわけでもなく、ヒューマンドラマ要素をうまく融合させているため過去作品よりもファン以外の人でも見やすい作品になっています。

予告トレーラー

FILMSECECTより海外の最新予告に字幕を付けた動画